- 公開日: 2018年03月13日
ブログ初心者がWordPressをはじめる前に知っておきたい3つのこと
ブログといえばWordPress、Webの世界ではそんなトレンドが続いています。
Webとかプログラミングのこととかよく分からないけど、とりあえずWordPressをはじめようと考えている方。
今回は、WordPressをはじめる前に知っておきたい3つのポイントをご紹介します。
「プロブロガー」「稼げるブロガー」になるために一読してみて下さい。
ブログ初心者がWordPressをはじめる前に知っておきたい3つのこと
WordPressはSEOに強い?
自分が作るブログをより多くの人に読んでもらおうと思うと「SEO」欠かせませんよね。 以下に一般的なSEO対策をまとめてみます。
- 見出し設定(h2、h3など)
- alt設定(挿入している画像情報)
- パーマリンクの設定(.com などドメインに続くアドレス)
- サイトマップ(Webクローラーへの配慮)
- 読み込み速度
- モバイルフレンドリー(レスポンシブデザイン)
- メタディスクリプションの設定(記事の簡易説明)
これら全てを一から作成、設定していくのは大変です。 WordPressの場合、SEOありきで本体設計されていますので、記事作成する時に一緒に「alt」や「パーマリンク」「見出し設定」を行うことができます。また機能を拡張するプラグインも豊富で、ノン・プログラマの方でもSEOに対応した本格的なWebサイト、ブログサイトを構築することが可能。
各SEO対策をWordPressで行う場合の例を以下にご紹介します。
見出し設定 |
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HTMLコードの編集無しで簡単に見出しを設定できる |
alt設定 |
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画像挿入操作の中で、自動的にalt設定が表示 |
パーマリンクの設定 |
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記事のタイトルや任意のキーワードなど好みでパーマリンクを変えられる |
サイトマップ |
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「All in One SEO」などのプラグインで簡単に設定可能 |
読み込み速度 |
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WordPressは高速処理系のPHP7対応 |
モバイルフレンドリー |
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WordPressコミュニティーでは、無料のレスポンシブテーマも多数公開中。ノン・プログラマでもモバイルフレンドリーなWebサイトが作成可能 |
メタディスクリプションの設定 |
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サイトマップ同様プラグインの活用で、自動的にメタディスクリプションを作成可能 |
メタディスクリプション/記事の簡単な説明、SEO効果に期待できます
「WordPressはSEO的にスゴイ!」と言い切りたいところですが、実はlivedoorブログもホームページビルダーも上記項目をほぼ装備しています。 他のサービスとWordPressの決定的な違いは「プラグイン」ではないでしょうか。 SEO対策の「All in One SEO」などは無料にも関わらず「ボットブロック機能」や「パフォーマンスチェック」、「メモリ変更」など細かい点を編集でき最適なSEO対策を講じることができます。
WordPressでブログを始めるために必要な3つのモノ
WordPressのスゴさを少し理解したところで、実際にWordPressをはじめるために必要な環境をご紹介します。
■WordPressでブログを始めるために必要なモノ■
- 共有サーバー(月100円〜)
- ドメイン(年1080円〜)
- WordPress本体(無料)
WordPressって実は3,000円あればスタートできるんですね。 サーバーは、「共有サーバー」以外に「VPSサーバー」や「専用サーバー」「クラウドサーバー」などありますが、コスパを考えると断然共有サーバーがおすすめです。 しばらくブログを運営して、実績がでてきたらサーバー変更を検討するのでも悪くないと思います。 もしくは時間があればAWSなどのスケーラビリティに優れた「クラウドサーバー」を学習してから、じはじめるのでもいいかもしれません。
【サーバー&ドメインについて】
サーバーを選ぶ時のポイントとしては、
- PHP7 対応
- WordPress 簡単インストール機能
- MySQL対応
でしょう。
ドメインについては、基本的にはサーバーと同じ会社で取得することをオススメします。後々の管理がシンプルで運営ストレスが減るでしょう。 ドメインは毎年維持費がかかり、「自動更新」などの機能があれば尚便利と思いますね。 気になる会社を2、3ピックアップして、ユーザーレビューなどで決めるといいでは。
(例)ドメイン&サーバーのプロバイダー
- ドメインキング(GMO)/安い!
- お名前.com(GMO)/ドメインに強み!
- さくらのレンタルサーバ(さくらインターネット)/2週間無料お試しあり
【WordPress本体について】
契約したレンタルサーバーにWordPressの簡易インストール機能があれば、数回のクリックでWordPress本体をインストールすることができます。
データベースの設定などについても契約先のWebサイトで公開されていますので、半日あればサーバーにWordPressをセットアップできるでしょう。
【デバイスについて】
WordPressは、ブラウザ上で編集作業を行いますので、パソコンでもタブレットでも可能です。
スマホでも編集作業できますが、作業効率から考えると画面の大きいパソコンやタブレットの方が賢明でしょう。
またテンプレートの編集や機能の追加/削除などを行う場合は、一般的にローカル環境で作業します。
ローカル環境で作業、となるとパフォーマンスが高く、開発環境の情報が豊富な「パソコン」がオススメです。
XAMMPをインストールして、WordPressをインストールして、と作業していると気分は「プロのグラマー」ですよ。
WordPressで稼ぐ方法
さてなんとなくWordPressができそうになったところで、この企画を「成功」させるために「ビジョン」「ビジネスモデル」が必要です。 ブログの継続は意外と難しいですが、その反面、続けていると少しづつ収益を生み、モチベーションが持続するケースも少なくありません。 そのためには大まかでも「ビジョン」や「ビジネスモデル」を検討し、右肩上がりの PDCA を実行する必要があります。 WordPressを経験する中で「稼ぎ方」を学ぶのもいいですが、今回はWordPress経験4年目でそこそこ収益化できるようになったオシマが「WordPress×稼ぐ」をご紹介。
- 広告
- アフィリエイト
- 有料コンテンツ
- ネットショップ
- 受託開発
- 就職
- IoTサービスの開発
「ブログ」というと「広告」と「アフィリエイト」が代表的な収益源と思います。 低リスクで簡単に稼げる一方で、「競合」を意識しないといけません。「広告」の場合は、トラフィック数に比例しますし、「アフィリエイト」の場合は「オリジナル性」に連動すると思います。既存のサービスや情報に関する「ブログ記事」となると必然的に後発となりますので不利。公開情報の少ないニッチなサービスや情報を発信すると「勝ち目」があるのではないでしょうか。
「有料コンテンツ」と「ネットショップ」は、WordPressのプラグインなどをうまく活用することで「プログラミング未経験者」でも「無料」で構築することが可能。ただし、ユーザー登録部分へのスパム対策や決済をビットコインなどにした場合のサービス・リテラシーが必要に。
「受託開発」「就職」は、WordPress需要の高止まりを受けて、フリーランスとしてWeb開発を請け負ったり、もしくはWeb系の会社に就職してWordPressを元に稼ぐことができます。 Webやパソコンが苦手な方からすれば、WordPressサイトを立ち上げられるだけでも「けっこうスゴイ」と思われ、受託できたりしますよ。
最後の「IoTサービスの開発」については、 WP REST API というWordPressの機能を使って、モノとWordPressを連携することができます。 具体的には、
- 自分の記事にコメントが書かれたら、ベルでお知らせ
- Goolge Glass でとった画像をブログに投稿 など
まだ情報の少ない分野ですが、「IoT」は今後益々社会に浸透すると考えられますので要注目ですね。
\一流デザイナーのスキルが身に付く/
まとめ
ブログやWebを作ろう、はじめよう、と思った時、今はWixなどのビルドサービスからホームページビルダーなどのビルドツール、アメブロやlivedoorブログなどのサービスに外注、と本当に選択肢が多いです。
ブログやWebを作るソフトも「WordPress」に「Ruby on Rails」「コードベース」と多種多様。 「どの選択がベストか」これにはまず基本的なWeb知識を習得することをオススメします。 そうすると自分がやろうと考えているサービスには、「ホームページビルダーがいい」「WordPressがいい」と選択することができると思います。
今晩1時間程度お時間空いている方、CodeCampのオンライン無料体験レッスンでWebの中身を覗いてみませんか?
「とりあえずWordPressを試したい」という方は、Cloud9などでWordPress使ってみるのもアリ?と思いますし、こちらではオンラインのデモサイトも公開されています。英語にはなりますが、管理画面の一部分を操作することができますよ。
- この記事を書いた人
- オシママサラ